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◆『世界唯一の技術で光ファイバー製品を開発、製造』田中 雅之氏

投稿者:N_Mochizuki |投稿日時: 2019年01月07日

 

セントラルエンジニアリンググループがお届けする

~エンジニアのためのラジオ番組 A-LABO INDEXphoto_tanaka200

12/18、25 放送のゲストは、株式会社オプトゲート 代表取締役社長 田中雅之様でした。


いつものように、エンジニアを目指す皆様にアドバイスをいただいております!

 

「人生の半分は会社生活ですので、これが楽しくなければ 人生の半分がつまらないと一緒なので、ぜひ楽しく仕事をするということに(頑張っていただければと思っています)」「楽しくするためには、やっぱり活躍することが重要です」「私は開発を主にやってきたので、開発というものからすると90%はもう、スキルです。正しくデータをまとめたり誰でもきちんとできることを正しくやり、10%ぐらいがアイデアかなと思います」

 

田中 雅之様 プロフィール>ーーーーー 

1967年青森県八戸市出身。テレビの中がどうなっているのかが知りたくて分解したというエピソードをもつ、理科が好きで好奇心旺盛な少年だった。岩手大学工学科卒業後、業界トップクラスの古河電気工業株式会社に入社。光ファイバケーブルの開発ならびに生産技術に携わる。2005年株式会社オプトゲートを起業。現在は事業と並行し千葉大学融合理工学府にて光ファイバの実用に直結する研究も行っている。

 

光ファイバは、125ミクロンという髪の毛と同じ細さのガラスの線。そのまわりを保護したものが光ケーブルであり、大容量を長距離通信できるため、日本とアメリカの間の海底に何本も引かれている。また、光の反射で造影ができることから、眼底カメラなど、体の奥の部分の検査に用いられる。

 

光ファイバは断線しても断線面同士が接していると通信が通ってしまうため、発見が困難である。そのまま長期間経過すると性能劣化を起こしてしまう。この難題を解決したのが同社の『光ファイバ断線検出器OCCR』である。世界唯一の技術により高感度 −100dBまでの隠れた断線を検出でき、海外へも販売されている。
もう1つの主力商品は、光コネクタ部分のクリーナーである。光が通る部分はわずか10ミクロンのため、そのサイズの極小のゴミも除去する必要がある。以前のクリーナーは、400回の使用で1万円/個と高価だったが、コスト減に注力し、2000円で3600回使用可能な「くるるんぱっ」を作りヒット商品となった。

スタートは早期退職制度で得た資金を元手にした小さな会社で苦労もあったが、今や新工場を建設する勢いで第2ステージに入った同社。今後、働き方改革を行い、効率よく楽しく仕事をし、ものづくりのすばらしさを世界に発信していきたいと展望している。

 

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A-LABO INDEX

毎週火曜日24:30~24:54 (FM 78.0MHz)

 

当社ホームページ「A-LABO INDEX レジェンドエンジニアの声」ではA-LABO INDEXにご登場いただいた著名なエンジニアたちの生の声や様々な最先端技術の誕生秘話などフルバージョンでお聞きいただけます。

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photo_tanaka_cable田中 雅之様の声はこちら ↓画像をクリック

A-LABO INDEX

 

ーー2018年12月18日・25日 bayfm78にて放送ーー  

 

 

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