当社の事業特長のひとつ【ワンストップソリューション】体制が、エンジニアの成長にどう役立つのか。「ものづくり」の実際の現場進行に照らし合わせ解説します。
あなたが将来どのようなエンジニアになりたいかを考えながら、読み進めてください。
<お客様からの要望や依頼>
・こんな機能を持ったシステムが欲しい
・こんな製品があったらいいな
<当社の対応>
1.お客様の要望を基本とした仕様書作成(Spec)~提案
2.要素技術(機械・電気・ソフト等)の確認と具体設計の開始
3.デザインレビュー(設計審査)を重ね設計完了
4.試作・実験検証・評価・解析
5.設計品質を確認し、製造へ引き継ぎ
6.本製品としての製作開始(部材の調達~製作)
7.製品検査(最終機能・品質確認)
8.出荷・納品・保守メンテナンス
この一連のモノづくりの流れをすべて社内で責任を持って担当することを「ワンストップソリューション体制」と呼んでいます。
1~5は技術部門、6~8は製造部門が主に担当します。
「高品質なメカ設計」はモノづくりの最終目標か?!
例えば、あなたが「メカ設計」の担当だとします。あなたは仕様書通りの、設計品質上も全く問題のない設計をしたとします。
一見「メカ設計者」としての目的は達成できたかのように見えますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
私たちの最終目標は「高品質な製品をつくる」こと。
「高品質なメカ設計」が最終目標ではありませんよね。あくまでも「高品質なメカ設計」は「高品質な製品」をつくることの一部でしかないのです。
専門領域外の技術概要の理解は必要不可欠!
実際の現場では、機械や電気、ソフトなど他部門の人たちとよく打合せがあります。
もしあなたが専門領域外のことを知らないで、その打ち合わせに参加していることを想像してみてください。
話を聞いていても、さっぱり。意見も出せない...そのような状態ではそもそも打合せに参加する意味もありませんね。
おわかりでしょう。モノづくりには機械、電気やソフト、製造など専門領域外の技術概要の理解は必要不可欠なのです。
他部門のことを知らないのがほとんど。
あるメーカーの製造部門で、こんな話を聞いたことがあります。
「うちの技術者は、確かに良い設計をするんだけど、製造部門の立場が分かっていないんだよね。作り難いものが多くて。」「こんな設計じゃ、製造品質を保つのがたいへんだよ」と。
何故このような声が上がるのでしょう?一言で言うと、製造部門のことを知らないから。
製造部門のことを考えられない、配慮できないからそのような設計になってしまうのです。
大手メーカーと当社の運用スタイルの違い
メーカーであれば、基本的にはどの会社にもこのワンストップソリューション体制は存在しますが、実は運用スタイルが違うのです。
大手によく見られる傾向は、専門分野への特化傾向。先の例で言えばメカ設計者は、他の技術部門との打合せはしますが、基本的にはメカに特化です。
当社のスタイルは、専門領域の技術はもちろんのこと、専門領域以外の技術、製造過程にいたるまで一定以上の知識・見識をもった人材からなる総合型のワンストップソリューション体制です。
これは一概にどちらが良い悪いの問題ではなく、当社55年のモノづくりの歴史の中で、試行錯誤をして築きあげてきたものです。
「バーサタイル(多彩な) エンジニア」としても成長できる環境
当社は専門領域の技術はもちろんのこと、専門領域外の技術、製造過程にいたるまで一定以上の知識と見識をもった人材、「バーサタイル エンジニア」の育成を目指しています。
あなたは、どちらのエンジニアになりたいですか?
Technical Engineer
・専門領域に特化したテクニカルエンジニア
Versatile Engineer
・専門領域外の技術、製造過程も理解しているバーサタイルエンジニア
セントラルエンジニアリングには、
どちらのエンジニアも目指せる環境があります。
選ぶのは、あなたです。
Which engineer will you choose ?
Technical Engineer or Versatile Engineer ?
It’s your decision.