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「オリジナリティについて」加藤です

2021年6月21日

皆さんこんにちは、電機講師の加藤です。

いよいよ梅雨入りですね、雨模様の天気が続きます。

私は先日 飛鳥山公園で紫陽花を見てきました。天気もこの時期にふさわしく曇りがちでしたので紫陽花の花がよりきれいに見えた気がします。

 

 

さて、今日はオリジナリティについて

技術者として仕事をするときは常にオリジナリティを意識したいものです

それはただ単に”人と同じことはしたくない”というわがままかもしれませんが、技術の発展はそんなわがままが原動力になってると考えても良いでしょう。

オリジナリティを発揮することは意識していれば誰にでもできるものです、今回は私が考えるポイントについて紹介したいと思います。

 

・まなぶはまねる!

オリジナリティの話をしているのにまねる?コピー?ちょっと違うのでは?と思うかもしれませんが、これが意外と大事なのです。何かを生み出そうとするときには基礎知識や経験が必要となりますが、これを手っ取り早く学ぶには優れたものをまねて学ぶことです、単なるコピーと違うのは内容を理解し自分の物としていつでも使えるようにしておくことです。これを私は技術の引き出しと呼んでいますが、優れたエンジニアはこの引き出しをたくさん持っていて時に応じて取出し自分のアイディアと組合わせてオリジナリティのある仕事をしています。

 

・うまくいった時が始まり

開発において目標を達成し”できたー!”と感じた時はだれしもうれしいものです。でもそこからが始まりです!テストで動かしてみると仕様通りだとしても色々改善点が見つかって来るものです。またお客様から改善要求や不具合報告が来ることもあります。それをしっかり受け止めて対応策を考える、手持ちの引き出しの中で使えるもの無いか考えることで、思いもかけないアイディアが見つかること少なくありません。特許ネタの多くはこうした考えの中から生まれることが珍しくないのです。

 

・考え続ける

開発をしているとうまくいかなくて行き詰まることは良くあります。いろいろ考えて試してみてもうまくいかず時間に追われていると仕方なく代わりの案で間に合わせたりします。うまくいっていればオリジナリティのあるものができるんだが残念・・・とあきらめてはいけません。頭のスイッチは切らないようにしていると(ただ諦めが悪いだけとも言いますが)全然関係ない仕事をしているとき急に解決方法がわかることがあります。不思議ですがあきらめなければ時々こういうことがあります。

 

”人と同じことはしたくない”という思いを原動力にオリジナリティのある結果を出せるエンジニアを目指しませんか! 誰もやってないことをやればすなわち一番になれます( At night a candle’s brighter than the sun )