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環境問題について考えてみました【機械エンジニアトレーナー中﨑です】

2022年2月22日

こんにちは。

機械エンジニアトレーナーの中﨑です。

 

さて、今回は気になっていることについて書かせていただきます。

今、自身の業務に直結する内容のほかで、最も気になっていることは、エネルギー問題です。

なんで気になるかというと、エンジニア時代、エネルギー事業に関わっていたからですかね。。

エネルギー問題は、私たちの生活にリアルに影響を及ぼす大きな課題のひとつとなっています。

昨今、持続可能な開発目標、すなわちSDGsが世界規模で取り出されるようになりました。

ここで、気候変動の悪影響を回避するのに必要な水準に至るためには、今から2030年までの

約10年間の取り組みが重要という内容だったことを知りました。

今も続いているコロナ問題よりもずっと以前から、世界のエネルギーに対する課題は環境への

著しい影響を与え続けて世界規模での対応策が強く求められるようになっています。

そこで、いろいろな情報を基に今後どうなっていくだろうかというところを焦点に簡単に考察して

みました。 (出来れば読んでくださっている皆さんも一緒に考えてくださいね)

全部書き出すとエラいことになってしまうので、一番注目されているCO2問題について考えて

みることにします。

CO2問題は、地球温暖化に繋がる要因となっていますが、一般的に大気中の温室効果ガスの

増加が最大の原因と言われていて、その中で最も影響を与えているのがCO2と言われてます。

実際にどの程度の範囲かと言うと、温室効果ガスのおよそ76%がCO2のようですね。

では、どうしてCO2が増加していったのか原因を考えてみました。

まずは、産業の発展によるものが大きいと考えますが、これは言わずと知れたことですが、

ここで出てくるのが石化燃料ですね。これを利用すれば、CO2の排出が避けられなくなります。

でも大事なのは、今日の技術や経済の発展は基となる産業の発展があったからこそですね。

ですが、ここまで来るともはやCO2の増加を止めなければ、地球規模で取り返しのつかない

ところまで来てしまったようです。

次に、人の生活水準が高くなったことかと思います。 生活水準が上がる=豊かになったという

ことですが、ということは産業以外でも生活の中で多く石化燃料が使用されているのも現実です。

更に、生活水準が上がると土地利用などによる森林破壊が進みます。 森は長い年月をかけ

地球上の汚染物質を浄化するだけでなく、大気中のCO2を吸収し酸素を作り出していますよね。

実は、それだけでなく、発展途上国では未だ燃料として薪や炭が使われていいて、世界全体の

木材の使用目的のうち、約半分が燃料としての利用となっているようです。 驚きですね。

また、各国ではそれぞれ木を伐採できる量や面積や区域などが法令で定められているようです

が、貧しい地域では生活のため違法伐採があたりまえのように繰り返されているとも聞きます。

それだけでなく、大規模な森林火災もあり。。。

これでは、事態をさらに悪化させているようなものですね。

では、これらが実際にどういった影響を及ぼすか考えてみました。

代表的なものは、地球の平均気温が上昇することですが、それに伴い異常気象の発生や地域の

気候特性の変化、海水面の上昇、生態系の変化など、様々な悪影響をもたらします。

また、それに伴い食糧生産や水資源の枯渇、健康被害、経済格差の拡大など、私たちの暮らし

に直結する問題も生じています。

ご存知かと思いますが、一応、地球温暖化について簡単に言うと、大気中にある温室効果ガス

(CO2やメタン、フロンなど)が増え過ぎて、宇宙に逃げようとしていた熱が地表に溜まり過ぎるこ

とで、気温が上昇したり、地球全体の気候が大きく変化することです。

日本でも毎年来る台風が強大化していき、既に若干夏が長く冬が短くなってきているようです。

影響については考えればきりがないほどで暗くなる一方ですね。 そこで各国が立ち上がった

わけですが、地球温暖化防止を行っていく中、今後どんな風に変わっていくか考えてみました。

既に政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラル

を目指すことを宣言しましたね。 カーボンニュートラルとは、二酸化炭素をはじめとする温室

効果ガスの排出量から、植林、森林管理などによる吸収量を差し引いて、合計を実質的にゼロに

することを意味していますが、最近、大手自動車メーカーのCMなどにも出てくる言葉となり、国内

企業は、これを実現するための開発を一気に高めようと努力し始めています。

最後に今も進んでいる技術開発と、更に加速しそうな取り組みを考えてみました。

・燃料電池を搭載した輸送交通機関の発達

・再生可能エネルギー生産の効率化

・AIを駆使したデジタルトランスフォーメーション拡大による設計技術の最適化

・リニアモーターカーの普及による輸送における大規模なCO2排出削減

・火力発電の自粛化

・人工光合成技術発達による緑地化の拡大

他にもまだまだたくさん考えられます。  これらはセントラルグループの取引先顧客で次々と

開発が進んでおり、今後セントラルエジニアリンググループのエンジニアが活躍する大きな

市場となるのは間違いないでしょう。 仕事だけでなくても私たちに出来る身近なことへの気付き

と行動も大切なことだと思います。  私も嘗て、エネルギー事業に関わった者として、こういっ

た問題を無視せずに、これからの日本、ゆくゆくは世界の未来に貢献できるグループエンジ

ニアをしっかりと陰で支えるために取り組んでいますので、今後とも宜しくお願いします。

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