先週(5/13~5/20)行われた、電気研修。テーマは、「PLCプログラム設計練習」。
いよいよ、PLCのプログラムに入りました!
皆さん、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)ってご存知ですか? このコントローラ、実は、皆さんがよく知っている、いろんなところで使われているんですよ。
身近なところでは、回転すし屋さん、エレベーター、洗濯機、大きいものだと、プラントや工場、テーマパークなどなど。(グループのセントラルエンジニアリングでも、ダム関連の制御などたくさんお仕事を請け負ってます。)
簡単に言うと、そういったところで「動く機械」を「制御」するものなのです。
今は、工場・プラントなどの産業設備の自動化やロボット化が、すごいスピードで進んでいて、このPLCの役割はとっても重要になっているのです。
市場もどんどん大きくなっているのですが、ただ、一方で、扱える技術者が不足しているのが現状です。困ったものだ、、、、。
そこで、我らがナベちゃん、昨年の初めくらいから「PLCの設計者をたくさん育てよう!」と言い出しまして、このA-LABOでも研修をやることになったのです。
先生の口癖は、「私は、みんながシステム設計者を目指してほしいんだ!」です。
先生は、電気・機械・プログラム、すべての要素が必要になるPLCは、システムエンジニアへの成長を促すのに最適と考えているのです。
そういうことで、今週は、さらに力が入っての研修となりました。
新しく導入しました「シーケンス学習ユニット」を使っての研修です。
お題は、実践を想定した設計テーマ、「エスカレーターの制御」。人感センサーで運転開始!
定石のレクチャー・・・設計技術を一歩前進!
プログラムがちゃんと動くかな?
定番の「Y-△始動回路」を、リレーシーケンスからPLCシーケンスへの置き換え設計研修。
K・Nさんが最後の発表者。全員無事完成しました!
先生もちょっとうれしそう。
実際に現場で使われるシーケンサー。
この大きさで、工場一個くらい軽く制御可能!優れものですね。
新人君たちががこれを現場で使えるようになるのが楽しみです!
では、また。
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おまけ。
来週からプラント関係の業務配属となった、I・Kさんに、おまけ研修。(どこまでも研修生思いの優しいナベちゃんでした。)
I・Kさん、お仕事頑張って下さい!
プラントでよく使われる「4線式温度測定回路」をレクチャー。