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災害に備えて 加藤です

2021年3月12日

皆さんこんにちは、電機講師の加藤です。

 

少しづつ温かい日が増えてきた今日このごろですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

暖かくなると、花粉という春の脅威がやってくきますので十分な対策をして過ごしたいものですね。

 

3/11で東北大震災から10年たちましたね、今回は災害で起きることとその準備について私の経験から。

 

 

当時私は郡山に住んでいましたのでもろに被災しました、幸い家族に怪我もなく自宅の被害も少なかったので住むことには問題ありませんでしたが、市内は大規模な停電、断水の状態が数日続きました。

また、災害当日と翌日は通信がほぼダウン携帯つながらずネットワークも安定稼働しない、ということで情報入手はテレビとラジオでした。

今皆さんは情報入手はほぼ携帯に頼っていると思いますが、大災害時は使えませんよ!災害への備えとして電波を受信するラジオ1台くらい持っていましょう。

電源は、2日程度で市内の主要地区は副電しましたが停電の影響はいろいろなところで出てきました、なんとパンが店先から消えました!なんでもパンを発酵させる装置の電源が落ちたので復帰に時間がかかったんだそうです。地元の小さなパン屋さんが時々売り出すパンを並んで買いました(食べられないとなると食べたくなる小人物です)。

あと停電中は自動販売機が止まりました、日常生活で自販機で買えばいいやと思っていることが多かったんですね、電気のついていない自販機の前でぼーっとしてました(再稼働後は中身が危なそうな気がしてしばらく近寄らないようにしました)。

それ以外の食料品も不足していて、再会したスーパーをはしごしての食料調達が最優先の毎日でした。この時地元の中小のスーパーの復活が早く、食料品やお弁当の販売を早々に開始してくたのでほんとに助かりました。

 

水は、私の住んでいる地区はすぐに出るようになりましたが、道一本隣はしばらく水が出ませんでした、ただ市がすぐに給水車を稼働させたので水汲みの不自由はありますが水不足にはなっていませんでした(少なくとも私の知る範囲では)、ただ家や自宅トイレが壊れて使えなくなった人たちは苦労していたのではと思います。

 

当時のことは書出すときりがないので今回はこの辺でまとめに。

 

皆さんもそれぞれに災害対策をしてると思いますが、私からのアドバイスとして災害対策用品の中にラジオ(携帯は災害直後はあてにならないので)と携帯トイレ(給水車はくるけどトイレはすぐにこないので)を加えることお勧めします。

あと、大手でなく地元のスーパー見つけたらたまに買い物に行って品揃え確認しておくのも良いと思います。

 

それでは、今回はココまで!!

添付写真は除染終了後の自宅、家ごと洗濯されて白っぽくなってます、また庭の植木はすべて撤去、生垣も半分くらいに刈込んでかなり寂しい状態。