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卓上電子計算機【機械エンジニアトレーナー 上原です】

投稿者:トレーナーブログ管理者 |投稿日時: 2021年11月16日

皆さんこんにちは、機械エンジニアトレーナー(電卓マニアの機械設計)の

上原です。

 

近眼の人が眼鏡をかけるように 計算が得意でない人は電卓を使う。

特に その昔“さんすうの授業をさぼっていた私”としては 三角関数その他の高等な計算には電卓が欠かせません。 電卓・・・・・いや 違う!卓上電子計算機です!

私が学生だった時「答え一発カシオミニ」が四則演算6桁(+6桁)で¥12800だった当時 数万円出して購入したのが“YHPの25”。

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 写真はウィキペディアより。

学生時代の酷使に耐え切れずに社会人になってすぐ25が壊れてしまい

その後継機として購入したのがこの11C

以後40年 私のメイン電卓として活躍してくれています。undefined-Nov-16-2021-01-22-56-68-AM私の愛機11C

A-LABOの機械工学のテキストに載せる例題も この11Cで試し算をしている物が殆どです。通常の電卓が計算式通りに入力する“ALG”方式を採用しているのに対して HPの電卓のみが”RPN”方式の入力をかたくなに守り続けています。(マシン語チックな入力文法がお宅っぽくてたまらんっ!)

もちろん HP以外にも電卓は使っています。現在の関数電卓の鉄板!カシオfx―993Es.

 

(機械工学の講座で使う数学のドキュメントでは電卓の使い方に言及していて 三角関数の計算方法について カシオの電卓とHPの電卓の場合の操作方法を

説明しています。) 

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fx-993EsALG方式入力の代表機種!カシオの関数電卓のデザインのスタンダードともいえるルックスの計算機で 多くの技術者に愛用されています。

 

そして先日 ついつい買ってしまったのが・・11cの後継機に当たるHP35s。

 

掲載の写真 HP-25は ウィキペディアより

https://ja.wikipedia.org/wiki/HP-25

他の写真は 著者撮影に依る。

undefined-Nov-16-2021-01-22-56-52-AM見た目のHPっぽさがガッツリと継承してます!

4500(万?)円の腕時計に通ずる「ごちゃごちゃチック」なデザインが

たまりません!

やはりRPN方式の入力は健在で お馴染みの黄色と水色のデザインです。

しかし 時代が変わったのか? モード切替操作でALGモードに変身出来るお助け機能付き。(しかし私は頑なに“RPN”モードを貫きます。RPN方式に慣れ親しんでいる私にとっては35sの方が断然使いやすいのですが・・・・・。この新型機 ボタンの位置がまだ良く判らず 計算する度に宝探しをやっている今日この頃。そのうち慣れると思う。)

 

そうそう fxを購入したその日に友人と会社帰りに呑みに行きました。

「お会計!三人様で¥7637円で~す!」

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ポケットの中から颯爽と取り出す関数電卓!fx 初仕事の瞬間!

undefined-Nov-16-2021-01-22-56-39-AM・・・・・ぇ゛?

分数表示・・・恐るべし!(後日 S⇦⇨Dボタンが有効であることを知りました。)

さて A-LABOの機械工学の研修では ただ単に与えられた公式に数字を入れれば答えが出てくる・・・・様な簡単な問題はなかなか出てきません。一癖も二癖もあるような 一つの公式だけでは解けない実践的な応用問題が多く出されます。そんな問題の解決に役立つのがこれらの関数電卓です。

私 電卓屋さんの回し者ではありませんが A-LABOで機械工学を学ばれる方は是非とも関数電卓をお持ちください。

Topics: 13 A-LABO