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◆日経なんて当たり前 差が出る業界新聞&業界雑誌

投稿者:N. Mochizuki |投稿日時: 2017年08月25日

 

就職活動を始めたときに、「新聞を読みなさい」「ニュースを見なさい」と就職課や、周囲の人から言われた方は多いと思いますが、そもそも、新聞ってちゃんと読んだことありますか?

インターネットやスマートフォンで情報を取得することが簡単になった現在、新聞の購読者数というのは年々減少傾向にあるそうです。

日本新聞協会の調査によると、2016年の新聞の発行部数は、約4327万部。(※スポーツ紙も含む)

 

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2000年の時点では、約5370万部だったことを考えると、21世紀に入って1000万部以上、発行部数が減っていることがわかります。


 

そもそも就活の時に新聞を読む必要性はあるの?

 

就活の際に読みなさいと言われる新聞は、圧倒的に「日本経済新聞」が多いでしょう。

学生の皆さんには、あまり馴染みがない新聞かもしれません。

 

購読者数が圧倒的に減っている新聞は、ちまたでいう“オワコン”なのではないか―?自分でネットサーフィンをして、TwitterYahoo!Newsから引っ張ってくる方が、お金も掛からないし、よっぽど経済的じゃないの?

そんな風に思ってしまう方もいるのではないでしょうか?

 

では、何故インターネットで容易に情報が取れる2017年に、大人はあえて「新聞を読みなさい」というのでしょうか。

 

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新聞はナナメ読みでも読んだ方がいい

 

結論からいうと、新聞を読んだからと言って、内定獲得には直結しません。

それでも私は、新聞を読むことをお勧めします。

 

理由は下記の3つ。

①企業の役員(=最終面接官)はほぼ日経新聞を読んでいる

②志望動機の考えるためのネタの宝庫

③タイトルだけでも眺めていれば、時事ネタ、社会や経済の動きをなんとなく把握できる

 

先に述べたように、今はどこからでも情報を取ってくることができます。

アメリカの大統領が直接メディアより先に、Twitterで情報を発信したり、「メディアが報道しない真実」的な情報がネットで炎上して、テレビ等で報道される…そんな時代です。

 

逆を言えば、情報が溢れかえりすぎて、どの情報をGetすれば就活に役立つのか、ネットニュースを眺めていても全然分からず、結局エンタメやスポーツニュースに流れてしまう…。

そんな経験ありませんか?

 

新聞がいいのは、無駄な時間を使わず、政治や経済等の社会トピックを知ることが出来る点です。

そして、若者の活字離れが進むと言われている世の中で、もし文章を読むことが苦手な人がいるならば、タイトルだけでも眺めていれば、なんとなく社会で注目されている時事のキーワードが見えてくると思います。

 

例えば、加計学園、森友問題、豊洲移転、都民ファースト、RFID、ドローン、自動運転…etc

企業の役員クラスになると、日経新聞を読んでいる人が殆どでしょう。

ちゃんと時事ネタを知っていると、最終面接の際、話が弾む可能性が上がるかもしれません。

 

また、志望動機等を考える際に、社会の動きが分かっていれば、もっと説得力のある志望動機が書けるかもしれません。

新聞を読んだら、内定採れるよ、なんて嘘はいいませんが、読んだ方が自分のためになると自信を持って言えます。

 

10分間、ネットサーフィンをして今の自分の興味のある嘘か誠か分からない情報をGetすることに勤しむのか、それとも10分間、未来の自分に投資してビジネスや政治の情報をGetするために使うのか。

結局は皆さんの価値観と考え方次第です。

 

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新聞以外でお勧めの本

 

新聞以外で就活生必読と言われる本だと、四季報が有名です。それ以外にも、私が少し読んでみると面白いかも、と思った本がこちらです。

 

●日本の給料&職業図鑑

これは、RPG風に職業が解説されています。

例えば、営業職だったら、現代のグラディエーターとの記載があったり。

業界研究もすごく大切ですが、職種について詳しく知らない方がいたら、これを見てみるとなんとなく職種のイメージが湧くかもしれません。

 

ノウハウ本は、ちまたに溢れかえっています。

例えば、エントリーシートの書き方や、SPI対策、面接の指南本に受かる志望動機の書き方etc...

これらを読むことは大事ですが、多分、読んでいるうちに飽きてきてしまうと思います。

たまには、気分転換で上記の本や、ノウハウではなく、ご自身の糧となるような、文学やビジネスメソッドの本を読んでみるといいかもしれません。

 

 

まとめ

 

いろいろ書いてきましたが、今回のポイントは、

☑就活中は新聞はやっぱり読んだ方が良い

☑未来の自分に投資するつもりで、一日10分新聞を斜め読みすべし

☑就活テクニックやノウハウだけに頼るのではなく、面接官と話すネタとなるような本も読むべし

 

上記3つです。

メソッドも大事ですが、会話をしていて、この人面白いな、話題が豊富だな、と思われるような人材になるためにも、一日10分間の自分磨きを始めてみたら如何でしょう?

 

皆さまの就職活動が、実りのあるものであるよう祈っています。

 

 

追記

 

~参考記事~

◆面接はお見合い、好印象を与える身だしなみのポイント

 

 

Topics: まとめ, 理系就活