11月25日(土)秋葉原A-LABOで行われた18年新卒「第六回 モノづくりプロジェクト」の模様をレポートします。
前回のプロジェクトでは各自が書いてきたポンチ絵をプレゼンし、最終的なデザインを話し合う中で、本来の「受付ロボット」としての機能についての検討が全く進んでいないことに気づきました。
そこで今回はデザインについては一旦おいておき、受付ロボットに必要な機能を備えた「機能検討モデル」の製作を行います。
ちなみに受付ロボットとして必要な機能は以下の2点。
・頭部に距離センサーを搭載
・首、腕の稼働
厚紙などを使って頭部や胴体を作るデザインチームとArduinoを用いてセンサーやモーターの制御を行うシステムチームの二手に分かれて製作を行います。
今回は9名の学生が参加してくれました。
デザインチームはあらかじめ決めた寸法に厚紙を切っていきます。
厚紙の意外な硬さに苦戦しているようです。こういう作業って結構性格が出たりします。
システムチームは渡辺先生と相談しながら必要な材料について検討。
買出しに出かけます。
A-LABOは日本を代表する部品街、秋葉原にあります。
電子部品を扱うお店は山ほどありますので、モノづくりプロジェクトにぴったりの街ですね。
ブレッドボートに配線を差し込み慣れた手つきでシステムを作りこむI君。
頼もしい限りです。
大まかな形ができたところで試運転。
「あっ動く動く!!」
「いいじゃん!」
モノづくりプロジェクトが始まってはじめて、動くものをカタチにすることができて歓声が上がります。
ただここで問題が。
それはロボットの「首部分の強度」
モーターの可動部分を支える形で首を作ったものの、実際に動かすとすぐに壊れてしまいます。
可動部分の動きを妨げることなく、強度のある首を作るため、みんなで知恵を出し合います。
今回はここで時間となりました。
最後に渡辺先生による総評。
「今日は動くものを作ることの難しさを体感したと思います。」
「動くという事は動かす部分とそれを支える部分があるという事。
それぞれの部分に求められる機能を考えなければいけません。
実際の業務でも“要素解析”といって振動、熱などで物体がどう反応するかを検討してから設計を進めていきます。」
「そのためにはそれぞれのチームの進捗状況、課題などを共有することも大事。製作中にもどんどんコミュニケーションを取っていきましょう!」
次回の予定
いよいよ次回は今年最後のプロジェクト。
計画では年内までにモデルを完成させるということでした。
課題を全員で共有し、一丸となってモデルを完成させましょう。
私も今から次回が楽しみです。
レポート後記
渡辺先生がお話しされていたことは、モノづくり以外にも通じると感じました。
ひとりで完結する仕事って、あまりないですものね。
今回のプロジェクトは製作がメインだったため、チームの中だけで作業が進んでいました。
他のチームがどこまで進んでいるか、どんな課題を抱えているかを共有できていないように感じました。
改善が必要かもしれませんね。
By Gohara
第七回ものづくりプロジェクトの日時
日時:12月16日(土)13時00分~16時00分
場所:秋葉原A-LABO
電話:03-6859-3500
追記
今回来られなかった方も、次回の参加を心よりお待ちしております!
内定者、選考中の皆さん、みんなでチカラを合わせてアイディアをカタチにしていきましょう!
モノづくりプロジェクトの他にもリアルイベントが盛りだくさん!
「エンジニア(先輩社員)交流会」「工場見学会」にもぜひ参加してください。
▼日程はホームページ採用TOPにある「News&Events」でご確認ください。