1546_423.png

「エンジニアの未来ブログ」は、エンジニアを目指して就職・転職活動中の理系の方向けお役立ち情報ブログです。

その他、弊社・セントラルエンジニアリングをご紹介する記事やイベント出展情報なども掲載。


全ての記事は、弊社のエンジニア採用担当者が執筆し、現場の生の情報をお届けします。

◆『12年もの時を経て復活した「aibo」』矢部雄平氏

投稿者:N_Mochizuki |投稿日時: 2018年02月26日

セントラルエンジニアリンググループがお届けする

~エンジニアのためのラジオ番組 A-LABO INDEX~

 

今回2/13、20放送のゲストは、12年もの時を経て復活!AIBOの開発に携わった ソニー株式会社 AIロボティクスビジネスグループ 事業企画管理部 総括部長 矢部雄平様でした。


いつものように、エンジニアを目指す皆様にアドバイスをいただいております!


「仕事って苦しいこともあると思うんですが、笑顔で仕事してほしいな、と思います。仕事は楽しく笑顔で、っていうのを意識しています

「技術は無駄遣いしよう、と思っています。...(中略)... ソニーとしては使い途が限られている技術だとしても、もしかしたら他のかたから見たら面白いかもしれないですし、なので成長の余地をぜひ残してほしいなというふうに思うのです。エンジニアだからできることだと思うので。」

 photo_aibo00.jpg

 

<aibo のこれまで>‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 

 

最初の『AIBO』は、1999年6月に、世界初の家庭用エンタテインメントロボットとして発売された「ERS-110」。シルバーメタリックな未来的デザインロボットで、18か所の関節をもち、音階の組み合わせによる命令コマンドに応じて、行動したり、感情表現をしていた。

 

その後続々と、最新機能が搭載された新しいシリーズが誕生してきた。

翌年の2000年、ライオンの子供がモチーフとなった「ERS-210」では、約50語を聞き分けて理解する音声認識機能や、写真撮影機能などが新たに搭載された。

 

さらに翌年の2001年には、これまでのAIBOと見かけが全く違う、犬と小熊を合わせたような丸みを帯びた「ERS-311」と「ERS-312」が誕生。アイボリーとグレーの二色があり、色によって初期の基本性格が異なっていた。 同年には、パソコン用ソフトウェアも開発、内蔵カメラやマイクからの映像・音声をパソコンに取り込むことや、パソコンからAIBOを操縦することができるようになった。

 

2003年には、人間と会話ができる “しゃべるロボット” と言われた、「ERS-7」シリーズが人気を得るも、2006年3月に発売を終了して以降、新シリーズの発売はなかった。

 

それからおよそ12年の時を経て、2018年1月11日、戌年のワンワンワンの日に、『aibo』と、すべて小文字表記となって、「ERS-1000」が誕生した。クラウドとの連携、独自のAI(人工知能)の採用、100人もの人を認識して人に応じてふるまう、など、格段に向上した技術のもとでの復活。初回予約分は30分で完売するなど、爆発的な人気となっている。

 

‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾

A-LABO INDEX

毎週火曜日24:30~24:54 (FM 78.0MHz)

 

当社ホームページ「A-LABO INDEX レジェンドエンジニアの声」ではA-LABO INDEXにご登場いただいた著名なエンジニアたちの生の声や様々な最先端技術の誕生秘話などフルバージョンでお聞きいただけます。

 

‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾

 

矢部さんの声はこちらから

A-LABO INDEX

ーー2017年2月13日・20日 bayfm78にて放送ーー

Topics: 11 レジェンドエンジニアの声