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2022.09.06更新

アスリート社員「上里琢文が行く!」~情報システム部 働きやすい環境作りのために~

当社アスリート社員/上里琢文選手(ビーチサッカー日本代表)の「上里琢文が行く!」

このシリーズ企画は、上里選手が当社の部署や社員などにインタビューを実施し、アスリートならではの視点などもふまえ、ご覧の皆さま(社内外問わず)に当社のことをより知っていただく為のシリーズ企画となっております。

今回は、情報システム部 部長 岩﨑幸則さんにインタビューさせていただきました。(2022年8月現在)今回お話しいただいたのは・・・

 

・情報とシステム
・社内用携帯アプリの開発
・エンジニアとのコミュニケーション

 

の3つのテーマとなります。

 

DSC01444


【情報とシステム】

 

上里:「本日はよろしくお願いします。僕は技術のことは素人ですのでお手柔らかにお願いします。」

 

岩﨑:「こちらこそお願いします。なるべくわかりやすくお伝えしますね。」

 

上里:「まず始めに、『情報システム部』は主に何をしているのか?というところからお願いします。」

 

岩﨑:「はい。それにはまず『システムとは何か?』というところを確認しましょう。例えばパソコンがない時代は、伝票は紙で処理し、電話で連絡を取り、社内では『今日どこに行きます』が書かれた行動計画表を運用して業務を回していました。それが今では、スケジュールはパソコンで共有し、連絡手段は電話に変わってメールやチャットが多くなり、伝票は電子化になっていますね。これらも『システム』のひとつになります。『システム化』というのは人手でやってたことを効率良くするために機械を使って便利にしていくということになります。このシステム化を担う部門が『情報システム部』なんです。」

 

上里:「会社の中では具体的にはどういうことをするんですか?」

 

岩﨑:「例えば社員が使っているパソコンを貸与し管理するのも『情報システム部』ですし、パソコン上で使っているシステムの導入、アカウント管理、正しい使い方の案内も業務のひとつとなります。また、その裏側ではサーバーというものがあり、サーバーに繋がるネットワークの管理方法などを決めたり、インターネットに繋ぐための物理的な回線(LANケーブル)を引いて、通信設定をするのも『情報システム部』の仕事となります。話が難しくなってきましたか?」

 

上里:「難しくなってきました(笑)」

 

アートボード 15jpg


岩﨑:「『情報システム部』と普通のシステム会社との違いを言うと、『情報システム部』はサービスや技術の提供だけでなく会社から、あるいは個人個人からどういうことを求められているのかをきちんと把握して、実現するのが最重要ミッションというところです。」

 

上里:「実際今、会社からはどういったことが求められているのですか?」

 

岩﨑:「たくさんありますが、一番求められているのは『効率的に仕事が出来る環境』です。例えば、私たちは人材派遣もしていますが、人材の情報を業務管理部と人材開発部それぞれが持っています。しかし、お互いの情報の紐付けが出来ていないと、情報の更新に差が出てきて混乱する。この煽りを受けるのは現場で働いてる人になります。こういったずれを無くしていくのも『情報システム部』の仕事です。業務管理部と人材開発部両方から話を聞き、それぞれが10の情報を持っていて、共通した情報が5個ある。その場合は15個の情報が入った1つのデータベースにまとめたものを作り、両者に使ってもらうといった解決をする。これは一例ですが、このような問題解決がミッションとして大きなところですね。」


上里:「なるほど!情報の取りまとめ役でもあるわけですね。」

 

岩﨑:「『情報システム部』という言葉は的を得ていて、『情報』と『システム』なんです。『システム』と言ったらパソコンや機械なんですが『情報』は今誰かが思っていることを引き出したり、どこかで眠ってる情報を見つけ有効活用する、この情報の取りまとめが大事。だから『情報システム』というのは先に『情報』が来るんです。」

 

上里:「なるほど~」

 

岩﨑:「そのため、話をする力であるとか、根底にある問題解決の糸口を見つけ出す力であるとかが実は大事なんですよ。」

 

上里:「パソコンでシステムを管理するだけが仕事だと想像していました。」

 

岩﨑:「もちろんそういった技術者の方々も必要なのですが、それだけでは『情報システム部』としては成り立たないといった感じです。」

 

上里:「ドリブルが上手いとか、シュート力があるというフォワードの選手=技術者で、『情報システム部』は監督の意図をしっかり理解しているキャプテンのような立ち位置ですかね。」

 

岩﨑:「副キャプテンか、ボランチというところですかね。私の性格もぐいぐい引っ張るリーダータイプではなくて、みんなの意見を聞いてまとめて、誘導していくタイプですしね。そういうところは向いているのでしょうね。」

 

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【社内用携帯アプリの開発】

 

上里:「他に今取り組んでいることなどはありますか?」

 

岩﨑:「『社内用携帯アプリ』を開発しています。背景をお話しますと、社外勤務のエンジニア社員のみなさんに、現状社内の情報が伝わりきっておらず、理念や会社の方向性なども浸透できていない状況です。この状況を改善するのも『情報システム部』の仕事のひとつです。エンジニア社員と直接会って話せるのは、基本的には営業社員となります。しかし営業社員がエンジニア社員の皆さんにお会いして情報をお伝えするには物理的に限界があります。そこで『情報システム部』ができることとして『社内用携帯アプリ』を開発しています。”情報ならEメールで送ればいいじゃないですか?”と思われるかもしれませんが、就業先によっては、Eメールを受け取れない環境のエンジニア社員もいます。そこで『社内用携帯アプリ』から情報を発信することにより、アプリ特有の未読バッチが表示され、配信された情報にも気付きやすくなるという利点があります。」

 

※ セントラルエンジニアリングでは社外勤務者にはEメールで情報発信をしています。セキュリティ上の観点から、メールはサイト(サーバー)上にて確認してもらう仕組みになっているため、新着メールに気付きにくいという課題があります。

 

上里:「いいですね!それもやっぱり必要性を感じて作ろうと提案されたのですか?」

 

岩﨑:「そうですね、なぜ必要性を感じたのかというと、メールや社内ポータルサイトを見ない方が残念ながら一定数います。見ないのは様々な理由があるのですが、それであれば普段の携帯を操作する中で見れるようになれば、みんなが自然に見てくれるのではと考えたわけです。」

 

上里:「アプリなら、みなさん見てくれそうな気がしますね。」

 

岩﨑:「しかし、そう簡単でもないんですよね。使う人にどこまで受け入れてもらえるのか?どういう風に使ってくれるのか?といったところが一番重要になってきます。」

 

上里:「わかります。最後は使う側の人ということですよね。どんなに素晴らしい環境(道具)があっても使われないと何の意味もないですからね。このアプリが稼働したときには、全社員のみなさんに利用してもらい、少しずつでも会社のことをを理解してもらうことで、会社の行動規範にもある『総力結集』に繋っていくのが理想ですね。」

 

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【エンジニアとのコミニュケーション】

 

上里:「システム面のお話は聞けましたが、実際に内勤社員はエンジニア社員とコミュニケーションを図る機会はあまりないんですか?」

 

岩﨑:「そこなんです。社外勤務のエンジニア社員のみなさんに対しての接点をどう持つかがやっぱり1番のポイントです。エンジニア社員のみなさんに気持ちよく働いてもらうためにはどうするべきなのか?というのが会社としての至上命題なんですよ。」

 

上里:「実際問題、直接現場に行くことは難しいのですか?」

 

岩﨑:「『僕はシステム担当なので勤務地まで行けません』って言い出したら、内勤社員はみんな同じですよね。『行けるなら行きます!』という気持ちは内勤社員は結構持っているものです。業務管理部の社員も、できれば担当している社員の勤務先に行って、顔を見て話をする機会を作りたいという気持ちもあるし、システムの社員も、顔も見ないでシステムの提供ばかりでなくて、現場に行って直接声を聞きたいという気持ちでいます。」

 

上里:「オンラインという方法では対応できないのですか?」

 

岩﨑:「オンラインと直接会うのとではやはり全く違います。事務的にオンラインだけ話してもコミュニケーションという部分では弱いと考えています。実際に会って、どうでもいいような雑談から入って、会話をするのも大事じゃないですか。人を使う仕事であればあるほど、人との接点はしっかり持たないといけないですよ。『情報システム部』の私が言うのも何ですが(笑)」

 

上里:「全体をケアしている『情報システム部』が言うのは、僕はいいと思います(笑)。現状、そのアプリが完成して展開したらコミュニケーションの強化という部分では何%程度改善できる見込みですか?」

 

岩﨑:「アプリはあくまでツールなので、根本解決には繋がりません。」

 

上里:「改善されない?」

 

岩﨑:「このツールをマーケティング部や営業部に活用してもらうだけではなく、受け取る側の社員にも活用してもらわなければ改善はされないんですよ。」

 

上里:「いくら良い道具を投入したとしても、使う側の人の気持ちで結果が変わる。結局は人の気持ちが一番重要なんですね。サッカーでも気分良くプレーしている時とそうでない時ではパフォーマンスに雲泥の差が出ますし、同じメンバーのチームでも監督の采配や力量、選手のモチベーションによって強さに違いが出るのと同じですね。」

 

岩﨑:「そういうことです。うまくシステムを使ってもらって、気持ち良く仕事を双方にしてもらい、働きやすい環境を作るのが我々の役目です。」

 

上里:「選手が気持ちよく試合が出来て、活躍出来るのも裏方でサポートしてくれるスタッフがいるからです。セントラルエンジニアリングでもエンジニアの皆さんが活躍出来るのも『情報システム部』や、各部署の皆さんのサポートがあるからに間違いないと感じました。岩﨑さん、本日はありがとうございました!」

 

岩﨑:「こちらこそありがとうございました!」


アートボード 2-2

 

岩﨑 幸則

大阪府大阪市生まれ。現在3人家族で東京都在住。

2021年に中途入社。社会人1年目から一貫してIT分野に関わり、SIer(※)での開発職から社内SEへと移行。今まで培ってきた業務効率化の経験をより活かせる環境を求め、セントラルエンジニアリングへの転職を決意。現在は社内システム環境の再構築と、業務効率化に資するシステム導入を主目的に情報部門の責任者として活躍中。


※ SIer(エスアイアー):システムインテグレーター 顧客の課題解決のためのシステムを企画・構築し、その運用保守を請け負う企業のこと。

 

 

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