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2022.04.22更新

SUBARU BRZ GT300、開幕戦は9位フィニッシュ!

 

セントラルエンジニアリンググループが応援し、当グループエンジニアが関わっております、SUBARU BRZ GT300 開幕戦のレポートとなります。セントラルエンジニアリンググループは、技術とスポーツを通じて世の中を明るくする活動を行っております!

 

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開催日 2022 年4 月16 日(土)〜4 月17日(日)
開催地 岡山国際サーキット(岡山県)
レース 3.703km x 82 周 参加台数 : 27 台(GT300)
天候 16 日(土) : 晴れ 17 日(日) :晴れ 観客数 :19,100 人

 

SUPER GT 2022の開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月16日(土)、17日(日)に、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行なわれました。GT300クラスには27台のエントリーがあり、SUBARU BRZ GT300はチャンピオンチームとして連覇を目標に参戦。ドライバーは井口卓人選手、山内英輝選手の2名が継続してステアリングを握ります。今季はBoP(性能調整)として50kgのウエイトの搭載と、この岡山のみ特別BoPとしてさらに35kgのウエイトを搭載します。そしてエンジンのターボ過給圧も絞られ、出力は昨年より4%ダウンしています。もちろん、チームはある程度のBoPは想定しており、オフシーズンには対策をたてテストも繰り返していました。こうした状況の中でシーズンがいよいよ開幕。


【予選】 土曜日の予選ではQ1を井口卓人選手が担当しA組5番手でQ2へ進出しました。Q2は昨年より絶好調の山内英輝選手が走り、セクター1、2、3と次々にベストラップを叩き出し、1分24秒286というスーパーラップで、コースレーコードをマーク。見事ポールポジションを獲得!


【決勝】 井口卓人選手が決勝レースをスタートし、ポールポジションからホールショットを決めます。順調に22ラップ目までは首位をキープしますが、猛追してくる56号車に交わされてしまいます。それでも井口選手は2番手をキープしたまま34周を終え、山内英輝選手にバトンタッチしました。山内選手はタイヤ4本交換、燃料を給油してピットアウトとなるはずが、エンジンスタートが出来ずメカニックが駆け寄ります。約20秒のロスが生じ、さらにコースに戻るタイミングが中団グループの後ろになる不運も重なり、山内選手は一気にポジションダウンを余儀なくされました。15位でレースに戻るも追い抜きの難しいコースと言われる岡山国際サーキットでは、よほどのタイム差がないと順位を上げることが厳しいサーキットです。それでも山内選手は9位まで順位を戻し2ポイントを獲得。前日のポールポジションでの1ポイントも合わせ、ドライバーズポイントは3ポイント獲得しました。

 

 

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小澤総監督は、「前半はまずまずだったのですが、起こしてはいけないトラブルを出して申し訳ありません。スターター系のトラブルのようで、これまで出たことがなかったし走行距離に応じて定期的に交換もしているパーツなので、なぜ、起きたのかきちんと調べて対策します。応援していただいたファンのみなさん、申し訳ありませんでした」と語っています。

 

ドライバーの井口卓人選手は 「56号車が速くて抑えることは出来なかったですけど、対タイヤメーカーで考えると2番手をキープ出来たのはよかったのかなと
思います。後半の山内選手は周回が多くなってしまったので、かなり辛かったはずです。ピットでのロスもある中、ポイントを取れる位置まで戻してくれたのは感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしました。

 

また、山内英輝選手は、「トラブルは非常に残念ですが、それはメカの人たちに任せるとして、周りのトップスピードが想像より速いのでちょっと厳しいかなと感じました。こうした状況は今後もあると思うので、チームと相談して強みを見つけていきたいと思います」と語っています。


次戦は5月3日(火)、4日(水)に富士スピードウェイで「FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE」が開催されます。皆さん是非応援の程よろしくお願いいたします。

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