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2022.09.06更新

SUBARU BRZ GT300、第3戦は12位フィニッシュ!

 

セントラルエンジニアリンググループは、技術とスポーツを通じて世の中を明るくします!というテーマを掲げ、SUBARU BRZ GT300 を応援しております。当グループエンジニアも関わっております、SUBARU BRZ GT300 第3戦のレポートをお送りいたします。

2022_GT3_1

 

開催日 2022 年5 月28 日(土)〜5 月29日(日)
開催地 鈴鹿サーキット(三重県)
レース 5.807km x 52 周 参加台数 : 27 台(GT300)
天候 28 日(土) : 晴れ 29 日(日) :晴れ 観客数 :32,000 人

2022年SUPER GT シリーズ第3戦「たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE」が5月28日(土)、29(日)三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、真夏を思わせる晴天が2日間続き、延べ3万2000人の大観衆が訪れました。

 

図1-1

 

【予選】
予選は井口卓人選手がアタックをします。マシンはこれまでにないほど乗りやすい感触で、どんな場面でも高いグリップ感覚があったとコメントしています。井口選手はその良好な状態を活かし、A 組、B 組合わせて全体トップタイムをマークしました。続く山内選手は3戦連続ポールポジションを目指しましたが、アタックラップ中にエンジンの出力ダウンが起こり、アタックを終了します。原因は十分な過給圧にならないトラブルで、残念ながら山内選手の3戦連続ポールポジションは叶いませんでした。

 

【決勝】
予選15位からのスタートとなったSUBARU BRZ GT300 は井口卓人がスタートドライバーを務め、上位を目指します。スタート直後の2、3コーナーで9号車をパスし、ポジションをひとつアップしてオープニングラップを終えます。また、今季のBRZ GT300 のBoP(性能調整)で過給圧が下げられているため、コーナーの立ち上がり加速に鋭さを欠きます。連続するコーナーでは持ち味の速さを見せ、先行車に接近するものの、追い抜くまでには至らずポジションキープの展開になりました。チームは路面温度が高いこともあり、井口選手をミニマム周回でピットインさせタイヤを4本交換し、ドライバーも山内英輝選手に交代しました。一方で他のマシンによるクラッシュも相次ぎ、FCY(フルコースイエロー)やSC(セーフティカー)も数回入る荒れたレースになりました。山内選手は安定した走行を続けますが井口選手と同様、先行車に追いつくものの、追い抜くまでには持ち込めない展開で苦労します。結局、ポジションを3つ上げ12位でチェッカーを受けましたが、狙っていたポイント獲得は残念ながらできませんでした。


図2-1

山内英輝選手コメント
「今季のマシンは空力が良くなって、その性能で戦っている印象なので集団に入るとそのメリットが消されてしまい苦しい展開でした。またBoPでパワーを落とされているのも効いていて、S字でノーズを入れることができればクロスラインで抜けるのですが、そこまでに持っていけないのも厳しかったです」


図3-4
井口卓人選手コメント
「予選は凄く良かったのですが、決勝では熱ダレなのか、グリップダウンが早くて厳しかったです。また、ブレーキ勝負に持ち込めなかったのが辛かったですね」


図4-2

小澤総監督コメント
「SUBARU BRZ GT300 の良さであるコーナリングスピードはあるのですが、集団に入るとダウンフォースが無くなってしまいます。そのロスを補うだけの速さはないので、追いつけるけど抜けないという展開でした。ですから我々の競い方というのは、予選で前にいて集団に飲み込まれないレースができれば、速さを魅せることができるということだと思います。次戦の富士までには2 ヶ月ほどあるので、もうワンランクレベルを引き上げられるように調整したいと思います」



次戦は8月6日(土)、7日(日)に静岡県小山町の富士スピードウェイで第4戦が開催されます。SUBARU BRZ GT300 にとって苦手意識は払拭され、十分に競えるレベルに成長しているチームへの応援をよろしくお願いします。


当社のロゴは、ボンネットの”ど真ん中”とドア下に掲示されています!


図3-2

図4-1

 

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