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2022.09.06更新

SUBARU BRZ GT300 第5戦 サクセスウエイトの重量増もあり18位フィニッシュ

セントラルエンジニアリンググループは、技術とスポーツを通じて世の中を明るくします!というテーマを掲げ、SUBARU BRZ GT300 を応援しております。当グループエンジニアも関わっております、SUBARU BRZ GT300 第5戦のレポートをお送りいたします。

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開催日 2022 年8 月27 日(土)〜8 月28 日(日)
開催地 鈴鹿サーキット(三重県)
レース 5.807km x 77 周 参加台数 : 27 台(GT300)
天候 27 日(土) : 晴れ   28 日(日) :晴れ
観客数 :25,500 人

 

2022年SUPER GTシリーズ第5戦「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT450km RACE」が、8月27日(土)、28(日)三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行なわれ、延べ2万5500人のファンを集めました。第5戦は450km77周で競われますが、SUBARU BRZ GT300は前戦の優勝によって、サクセスウエイトを89kg搭載しています。さらに今季のBoP(性能調整)は75kgで、BRZ史上最も重いマシンで参戦することになりました。

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【予選】

Q1予選は井口卓人選手がアタックをします。重量増によりマシンの運動性能は大きく変化しました。井口選手は「ステアしても反応しない時間があり、遅れてボディが付いてくるので切り返しがリズミカルにできません。Q1突破できずに申し訳ありません」とコメントしています。その結果、予選は22位。決勝では後方からの追い上げに期待がかかりますが、レースカーにとっての重量増はとても厳しいと言えます。

 

【決勝】

今回は2回の給油が義務付けられており、3スティントのレースフォーマットになります。スタートは井口選手が担当し山内英輝選手にバトンを渡し、ラストのスティントはレースの状況次第で給油量、タイヤ交換、ドライバー交代を決めていくフレキシブルな作戦で挑みます。井口選手は22周走行してピットインをします。小澤正弘総監督によればタイヤの摩耗が進んだため、想定周回数より早く山内選手と交代したということです。セカンドスティントではハードタイプのタイヤを選択し、4本交換と給油でピットアウトします。ピットアウト後の順位はスタート順位と同じく22位ですが、ピットインのタイミングには各チームばらつきがあり、一時は5番手を走行する場面もありました。

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45周目にセーフティカーが入り、山内選手は予定のピットインのタイミングをずらされてしまいます。SC中はピットロードがクローズされるため、レース再開と同時にピットインをしますが、ここではタイヤ交換をせず給油だけでピットアウトという戦略に変更しました。コースに戻った時は21番手ですが、途中17位まで順位を上げます。しかしタイヤ無交換のWスティントを行なったため、レース終盤ではフレッシュタイヤを履くマシンに抜かれ18位でチェッカーを受けました。

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山内英輝選手コメント
「苦しかったですね。でもみなさんが旗を振ってくれているのが見えるので頑張れますし、苦しくても諦めずに前を向いて立ち向かうことができるので、本当にありがたいです。この先も厳しい状況が続きますが、いいレースを届けられるように頑張りますので、引き続き応援をお願いします」


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小澤総監督コメント

「今回の鈴鹿でコーナリングはある程度対応できるかな、という手応えはあったのですが、SUGO、オートポリスともアップダウンが強いコースで、そこは重量が強く影響してくると思います。それでも重たい時の課題は見えたので、次のSUGOではなんとか上位に行けるように頑張ります」


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次戦は9月17日(土)、18日(日)に宮城県村田町のスポーツランド菅生で第6戦が開催されます。厳しい状況が続きますが、チーム一丸となって走りますので、引き続きの応援をよろしくお願いします。

 

【当社のロゴは、ボンネットの”ど真ん中”とドア下に掲示されています!】

 

図3-2

図4-1

 

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