会社説明会は「説明を聞くだけの時間」ではない。「企業文化」を確認しよう！

皆さん、こんにちは『エンジニアの未来』編集部　清水です！

学生が聞きなれない「企業文化」。社長や採用担当者をはじめとして企業に所属する社会人は「企業文化」を大切にしています。

学生の皆さんがイメージしている、「アットホームな」「温かい」という社風（社員が創り出す雰囲気）とは少しだけ異なります。

社風を創り出すものが「企業文化」です。

企業文化とは何か。どうしたら「企業文化」を知ることが出来るのか。就職活動時に企業選択のヒントになるかもしれません。

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▼企業文化と社風の違い

社風とは
その会社に特有の気風。※気風：ある集団・地域内の人々に共通する気質

企業文化とは
ある企業が有している独特の価値体系や行動規範のこと
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E6%96%87%E5%8C%96
（wikipediaより引用）

社風はあくまで「その企業に属している社員が醸し出す、共通する気質、雰囲気」です。企業文化よりもなんとなく社風が合っていることの方が大事そうな気がする・・・と感じるかもしれませんが、この社風を創り出している要因の1つが「企業文化」です。

「企業文化」は、企業を運営する上で大きな影響を与えます。企業の長年の伝統であったり、経営陣の経営方針などが反映されている企業の今後の方向性を示した哲学、価値観です。2つの言葉は同じようで、少し意味が異なることがわかります。

企業文化の例は以下です。

🔸社交的な企業文化：リラックスして堅苦しくない雰囲気で、仕事関係と友人関係の境があいまい。
🔸信頼できる企業文化：プロセスを最重視し、日々の仕事が予測しやすい。
🔸進取的な企業文化：独創性と知性を重視する能力主義の組織で、競争意識が高い。
🔸序列重視の企業文化：ヒエラルキー（階層制）や伝統を重視する文化。人々は権力を求めて競い合う。

どの企業文化が良い悪いということではなく、どんな文化を大切にしているのか、社員が誇りに思っているのかという価値観です。

では、この価値観は入社前にどうすれば理解できるのでしょうか。

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▼「企業文化」を理解するためのポイント

☑️企業理念
創業者が会社の創業に託した想いのことであり、会社の不変の価値観と会社の存在理由・目的のことです。企業のHPに必ず記載されています。まさに企業がもつ根幹の価値観で、全ての活動や事業・組織はこの理念に紐づいて存在しています。

☑️ビジョン
企業が目指す未来像のことです。ビジョンがあることで、企業はどんな未来を創ろうとしているのかが理解できます。他の社員の皆さんと、こんな未来を一緒に創りたい！と思えるか。自分自身の能力やスキルを向上させてビジョンを達成したい！と思えるか。今後のモチベーションにも繋がるため、しっかりと確認する必要があります。

☑️ミッション、バリュー
ミッションは、企業が成し遂げたいこと。バリューは、企業が大切にしている価値観を表す軸であり、行動指針となるものです。

今の事業に沿ったミッションであるため、具体的に成し遂げたいことが記載されています。こちらも必ずホームページに記載されていますが、詳しく知りたい場合は社長が語っているインタビューや代表メッセージ、採用ページに記載されていることが多いです。

☑️上記以外
新規事業への挑戦
組織構成図
財務諸表
採用活動状況

など企業が目標達成のための挑戦、経営判断や結果を確認することができます。ここから読み解くことは少し難しいですが、イメージすることは可能です。※企業により掲載内容は異なります。

◆当社の企業理念が記載されているホームページはこちら↓
https://www.central-eng.co.jp/company/philosophy/

◆当社代表メッセージはこちら↓
https://www.central-eng.co.jp/recruit/message

▼学生の皆さんへのおすすめ
また、今の時期だからこそできる、新卒入社の学生だからこそできる、行動があります。その行動の例としては・・・

・学校OB・OGへの訪問
・会社説明会での個別質問
・選考中の面談　など

OB・OG訪問は社員の目線で語って頂けるので、実際に働いた時をイメージすることができます。どんな企業文化なのか、企業文化を体現している具体的な施策は何か、などを確認してみましょう。

また会社説明会でも企業側は必ず話をしてくれると思いますが、わかりにくかった、イメージ出来なかった、ということであればしっかり質問をして確認してください。会社説明会は説明を聞くだけの時間ではありません。皆さん自身がこの企業で頑張りたい！と思えるのかを常に考えながら参加してみてください。