就活には自己分析が大切だ!そんなセリフは痛いほど聞いてきたはず。しかし、自己分析をいざ始めてみるとノート半ページで終わってしまった。1回だけ実施してみたけどなかなか活用できなかった。
そんな就活生の皆さんと伴走出来るよう”書き方“から”今後の活用方法“までお伝えしてまいります。
◎簡単に自分のモチベーショングラフに書き換えられる「例文」をEXCEL形式でダウンロードできます!
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自己分析を行っていくには様々な手法があり、その1つがモチベーショングラフを書く方法です。
ある一定の時期から現在までのモチベーションを振り返り、自分がどんな時にモチベーションが上がるのか・それはなぜかを明らかにすることで自分の価値観や特徴を理解することができる自己分析方法です。
まずはテンプレートをDLしてください。
このフォーマットに沿って記入していきましょう。
横軸が時間の流れを、縦軸がモチベーションの上下を表しています。
物心ついた時から現在までを振り返り、モチベーションの上下を記入しましょう。モチベーションの分岐点で何が起こったのか、合わせて出来事も記入してください。
モチベーションとは、何かをする際の動機づけや目的意識のことであり、その時のあなた自身の感情です。
何かをきっかけに、行動や出来事を表して、人生を可視化していきましょう。このようにすることにより、あなたのモチベーションが何かやどのように乗り越えてきたかを明確にすることができます。
その当時は「ただなんとなくワクワクした」と思ってした行動だとしても、「なぜワクワクしたのか」、「どのようなときにワクワクするのか」というように、「なぜ」や「どういうとき」に注目して書くと、自分の価値観や特徴が理解しやすくなります。
モチベーショングラフを作成することで、「就活にて話すエピソード探し」と「選社の軸探し」の2点に活用できます。
「就活にて話すエピソード探し」に活用するには、
モチベーショングラフを作成した際の「+から-」に「-から+」に切り替わる前の状態に注目してください。この切り替わる前には必ず何か行動をしています。
たとえば
中学校でテニス部に入った
↓
中1ではレギュラーで試合に出ていた。
↓
中2から成績が出なくて、レギュラーも外された(ここが最下部)
↓
周りのメンバーに相談をして、一緒に練習をした
↓
結果として、最後の試合に出ることが出来て、勝つことが出来た
このように、モチベーショングラフが切り替わる直前には何か行動して変化を加えたことがあるはずです。
「モチベーションを変えるために起こした行動は?」
「モチベーションを変えようとした理由は?」
「モチベーションが変わった結果何があったのか」
などを書き出し、それらを文章にすると就活で話すエピソードが完成します。モチベーションが切り替わるタイミングは複数あるはずですので、自分自身の中にエピソードをストックしておくようにしましょう。
エピソードを1つだけ作って満足してはいけません。就活での面接において「エピソードを話す」ことがゴールではないためです。面接官との会話の中で質問されていることや、面接官が聞きたいことを「伝える」ことが大切ですので、「伝える」ための具体例としてエピソードを選択し「伝えて」いきましょう。
モチベーショングラフを作成した際の「+から-」に「-から+」に切り替わる部分に注目してください。
ここでは「なぜモチベーションが下がってしまったのか」「苦しかった、つらかった時からなぜモチベーションを戻すことができたのか」という部分を整理しましょう。
この整理によりあなたの価値観がどこかがわかります。
例)
切り替え部分:親友や友達など関わっていた人に関する情報が多い。
「関わる人」に価値観があることがわかります。
ここから就活の軸を作っていくのですが、「関わる人」が価値観の場合は、「同じような経験をした人を助けたい」や「関わる人を幸せにしたい」など、あなたが関わる人がメインの就活の軸が考えられます。このような企業で言いますと基本的にお客様がサービスを使用して笑顔になっている姿を見ることができるBtoCの営業職などが当てはまります。
この価値観をもって、さらにここから「どんな企業理念を掲げている企業がいいのか」という部分も考えていきましょう。
企業理念にはその会社の信念が刻まれているので、あなたの軸である「関わる人」という部分にマッチするような企業を選んでいくことがモチベーショングラフを用いることで知ることができます。
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いかがでしたでしょうか。
モチベーショングラフを作るのは良い思い出もつらかった思い出も、しっかりと思い出して整理していきましょう。箇条書きでもメモでもOK。可視化することをオススメします。あなたが人生において何を大切にし、どんな時に幸せであるのかを理解することが出来ますよ。
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