進路について悩むことは誰にでもあります。是非、自分のやりたいことについて、本気で考えてみてください。
なぜ大学院に行きたいのか?なぜ就職をしたいのか?
自分の進みたい進路には自分の目的があるはずです。自分が何を成し遂げたいのか?どんな人生を送りたいのか?その目的によって進むべき道は決まります。
個人的な考えとしては、
本気で「やりたい研究がある」場合や「やりたい仕事をするために学位が必要」でない場合は大学院に行くメリットは小さいと考えています。また、就職するにあたっても「天職になり得る」と思える企業以外を進路としてしまった場合は、良い進路になるとは考えにくい。進路に対しては妥協した決定をしないことが最大のアドバイスです。
自分が悩んでいるか要因を明確にする
何かの選択肢に悩んだときは「自分が悩んでいる理由」を明確にすることで、解決できる場合があります。自分の思考を整理する手法でおススメはジャーナリングです。
ジャーナリングとは…自分の考えを全て文字化し客観的に整理・観察する方法
「やり方」※色々と方法がありますが、今回は私がいつもやっている方法をご紹介。
①紙とペンを用意します。
②整理するテーマを端に記入
(今回であれば「大学院に行く理由」と「就職をする理由」の2枚)
③10分間思い浮かんだ順にそのまま書く!
(書き続けることが大切です!10分あればA4用紙3枚くらいは真っ黒になります)
④書き終わったは内容を読み直し、気づいたことを整理する。
一度実践してみてください。自分が何と何に悩んでいて、何をしたいと思っているのかが理解できるはずです!
やっぱり、進路が決めきれないという方は…
大学院に進学するにしろ、就職をするにしろ、最終的には自分で進む道を決めなければなりません。より良い進路を見つけ出すために正しい情報収集をするということは非常に重要になります。
例えば、検討している進路を選択した先輩に情報収集すること。多様なキャリアを選択している6パターンの先輩と身近なキャリア相談ができるの4パターンの方にアドバイスを貰えれば多角的な情報収集が出来ます。
①大学院進学→就職(良かったと思っている方)
②大学院進学→就職(悪かったと思っている方)
③就職→大学院進学(良かったと思っている方)
④就職→大学院進学(悪かったと思っている方)
⑤学部卒就職(良かったと思っている方)
⑥学部卒就職(悪かったと思っている方)
⑦大学のキャリアセンター
⑧大学の先生
⑨企業の人事担当者
⑩家族
進路選択において自分で考えるだけではなく、周りの方からアドバイスを貰うことは非常に有益です。就活や進学についての情報というのは自分よりも周りにいる人生の先輩方の方がよっぽどリアリティのある情報を持っているものです。
知っているのと、何も知らないのとでは大きく差が出ます。
後輩の特権を使って先輩方に情報収集をしていきましょう!当然、弊社の採用担当も一人の社会人として頼ってください!
最後は「じぶんらしく」がキーワード
自分の考えを洗い出して、周りからのアドバイスを聞いて、結局どうしようか?と最後の決断を下す時には、今の決断は自分らしいか?自分がワクワクしているか?を確認してみてください。
20年以上かけて培った自分の価値観と照らし合わせて、今から選ぶ進路が「じぶんらしく」出来ていると感じられているのであれば、それは最良の選択肢です。是非、後悔のない進路選択をして皆さんの「じぶんらしく」を発揮できる「天職」を見つけられることを祈っています。