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2023.05.29更新

エントリーシートで"自分"をどう表現する?

 

皆さん、こんにちは『エンジニアの未来』編集部 清水です!

 

テクノロジー、情報過多など社会環境の変化により就職活動も年々変化をしています。就職サイトに登録しエントリーするという流れ以外に、エージェントやスカウトを活用した就職活動も一般的になってきています。

 

学生の皆さんからすると、「自分に合っている企業はどこか?」という視点や行動よりも、「自分の何かが良いと感じてスカウトをしてくれた企業の中から、就職するならどこか?」という方が効率が良いと思っている学生さんも多いのではないでしょうか?

 

後者の考え方であれば、まず企業からダイレクトメール(DM)やスカウトを貰って、そこからどの企業にエントリーするか精査する必要があります。採用担当者に興味をもってもらうために大切なのが、自己PR❞ いわゆる「あなたの情報」です。企業のエントリー・選考で必要なエントリーシートではなく、就職サイトやエージェントに登録する際の「あなたの情報」について、どんな内容をどう表現するかについて、今回はお話しを進めていきたいと思います。少しでも就職活動をしているみなさんのヒントになれば幸いです。

 

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自己PR、学生時代に何を頑張ってきたかなど、複数の質問項目に対して300文字~500文字程度で記入しなければ、まずスカウトは届きません。就職サイトやエージェントによって質問項目数などは異なりますが、1つ言えることは「必ず全項目に回答しましょう」ということです。


大半の学生の皆さんは全項目を回答しています。1つでも回答が抜けていると採用する側も「まだそんなに就職活動を本格的にスタートしていないのかな?」「それであれば他の学生さんの情報を見てみよう」という思考になり後回しになる可能性が高くなります。何度でも見直しをして書き直すことは可能ですので、全ての項目は埋めましょう!

それではそれぞれの項目についての記載ポイントです!


▼学業(ゼミ、研究室など取り組んでいる内容)について記載を求められた場合

エントリーシートを閲覧しスカウトをするのは、企業の採用担当者です。理系出身の採用担当者もいるかもしれませんが、大半は文系出身者が占めています。

✅専門用語はかみ砕いて、分かりやすく伝えること

✅どんな専門性を持っているのか、どんな目的をもって活動しているのか

今取り組んでいる途中のものでも問題ないです。なぜその学業やゼミ、研究をしようと思ったのかが記載されていると、どんな志向を持っている方なのかイメージしやすいため記載することをお勧めします。

例:昔から物理の授業を通じて、材料力学に興味があったのでなど、面接では「何を学んできたのか」だけでなく「なんでその学問に興味があったの?」という質問は想定されるため事前に整理して記載すると良いです。


研究職への就職の場合は、より具体的に何を学び習得したのかを記載してください。時々「大学の先生がどれだけ凄いか」という情報を記載している方がいらっしゃいます。就職活動ではあなた自身のことを聞きたいので、伝えるべきことは整理をして記載してください。


つまり、自己PRというよりも、伝える力や学生の興味関心事項を確認していると認識してください。

 


▼学生時代に打ち込んだ事、自己PRについて記載を求められた場合

どんな内容を記入しようか一番迷う所ですね。アルバイトでも学業でも、部活でもボランティアでも、何でも構いません。「ボランティア活動をしていないとエントリーを受け付けない!」などという企業はほぼ無いと考えてよいです。(海外の企業や外務省所管の派遣制度などは例外かもしれません)伝える力や学生の興味関心事項を確認している企業もありますので、文章をかなり読み進めないと何をしてきたのかわからない・・とならないように文章構成は気を付けましょう。

 

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▼具体的な文面でチェック


【修正前文面】

学生時代に最も打ち込んだことはボランティア活動です。コミュニケーション能力を向上させるために興味のあった●●のイベント活動に参加しました。イベントサポーターを通してコミュニケーション能力をつけることができました。



やはり、多いのは「コミュニケーション能力」です。その言葉自体が問題なのではなく、採用担当者は「どんな状態やどんな行動をもってコミュニケーション能力があると定義しているか」を見ています。物事に対する視点や表現力に「あなたらしさ」が見えてきます。

 


【修正後文面】

学生時代に最も打ち込んだことはボランティア活動です。以前より●●に興味があったため、●●のイベント活動に参加しました。イベント当日までにやらなければいけないことを明確にして、計画通り物事を進めるよう担当者に積極的に声をかけることを意識しました。イベントサポーターを通してコミュニケーション能力をつけることができました。


 

というように記載をすると、どんな行動をしたのか、どんなことを定義しているのか(大切にしているのか)が理解できる文章になります。


いかがでしたでしょうか?

あなた自身が行ってきた「工夫」こそが「自己PR」に繋がっていることが大切です。企業を選択していくためにも、まずは自身の情報を整理し表現する工夫をしていきましょう!

 

 

 

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