『エンジニアの未来』ブログ-セントラルエンジニアリング

◆『ゴムと樹脂を接着剤なしで結合させる「ラジカロック」開発』中山 義一氏

作成者: N_Mochizuki|2019年02月25日

 

セントラルエンジニアリンググループがお届けする

~エンジニアのためのラジオ番組 A-LABO INDEX



1/29、2/5 放送のゲストは、株式会社中野製作所 タスクマネジメントグループ マネージャー  中山 義一でした。


いつものように、エンジニアを目指す皆様にアドバイスをいただいております!

 

「一朝一夕で”ものづくり”はできませんので、粘り強くあきらめずに、頑張ってもらえればと思います。」「結果がなかなか出ないと、イヤになっちゃったりすると思いますが、そこをしっかり乗り越えた先に、いいことが必ず待っていますので、ぜひ諦めずに頑張っていただきたいと思います。」

 

<中山 義一様 プロフィール>ーーーーー 

1970年東京都葛飾区出身。子供の頃から、スポーツと「何か物を作ること」が好きな少年であった。中央工学校 工業専門課程 建築設計課を卒業し、建築設計事務所で建設図面の設計及び作図を8年担当した。その後、「株式会社中野製作所」に入社。

 

中野製作所はゴム製品の開発製造のエキスパート集団である。摩耗性やグリップ力などゴムの特性を決める材料と配合を設計し、熱と圧力の成型、研磨の後作業、製品出荷とワンストップで事業を行っている。

 

同社の代表的製品としてATMや自動改札機、また牛丼店等の券売機に使われているローラーがある。新札古札問わず紙幣を正確に出し入れし、お札に浸透した油汚れが付いても劣化しない、耐用年数が飛躍的に長い高性能ゴムローラーを開発した。

 

近年は同社オリジナルの「ラジカロック」を発表し話題となった。それは“ゴムと樹脂を接着剤なしで結合する”世界唯一の技術。架橋高分子であるゴムと、架橋していない樹脂を化学結合させるという実力の高さを知らしめた。有名なランニングジューズの靴底部に使用され軽量の上に雨でも滑らず高評価を得ている。他にもパラリンピックの用具等、用途多彩で引く手あまたである。2020年のオリンピックで同社の技術がスポーツに貢献することが待ち望まれる。

 

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A-LABO INDEX

毎週火曜日24:30~24:54 (FM 78.0MHz)

 

当社ホームページ「A-LABO INDEX レジェンドエンジニアの声」ではA-LABO INDEXにご登場いただいた著名なエンジニアたちの生の声や様々な最先端技術の誕生秘話などフルバージョンでお聞きいただけます。

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中山 義一様の声はこちら ↓画像をクリック

 

ーー2019年1月29日・2月5日 bayfm78にて放送ーー