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2022.12.05更新

【サッカーワールドカップ】ビーチサッカー日本代表が語る、世界で戦うメンタリティとは?

皆さん、こんにちは『エンジニアの未来』編集部 アスリート社員の上里です!

サッカー世界最高峰の祭典「ワールドカップ」が開幕し、日本代表も強豪国であるドイツやスペインとの激戦の末、歴史的勝利をしグループリーグ1位通過という素晴らしい結果に皆さんも熱狂したのではないでしょうか?


上里琢文(うえさと たくみ)
沖縄県宮古島出身。小学校1年生からサッカーを始める。 学生時代に、県大会での優勝経験や沖縄県選抜チームに選出される。その活躍が認められ、京都サンガFCにスカウトを受けプロへ転向。その後、FC琉球(沖縄)→SVアラーハイリゲン(オーストリア)→JPVマリキナFC(フィリピン)などのチームを経験し、ビーチサッカーに転向(現 TOKYO VERD BS 所属)。その後、ビーチサッカー日本代表に選出され、FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021で史上初の準優勝を果たし銀メダル獲得。

 

実際に、今回の2022カタールワールドカップ日本代表戦を見ての戦術や技術面のことはふれませんが、FIFAのワールドカップ ビーチサッカー日本代表として戦った経験のある私が、日の丸を背負い日本代表選手としてワールドカップでプレーする気持ちや感じる事、考える事はサッカー日本代表選手と通ずるモノがあると考えます。ワールドカップでプレーした者として、ワールドカップの重み、次戦勝たなければいけないこの状況の中で、どのような行動、立ち向かう姿勢などで望むか?私自身が感じる事を、私の目線でお話ししたいと思います。

 

 

■自分自身も夢みていた、サッカーワールドカップ!

目指していて、そのステージに立てなかったサッカー日本代表なので決して同じ立場だとは思っていません。サッカーとビーチサッカーは、サッカーというスポーツの括りでありながら、似て非なるスポーツです。自分が夢みたステージに立てる選手達をリスペクトしています。

 

まず、ワールドカップはサッカー選手にとってはオリンピックよりも大きく大事な大会です。そのステージに立つ「意味」や「想い」は、計り知れません。想いだけでは表せないし、言葉に出来るレベルでも無いです。私ですら、聞かれれば言葉に出来る範囲で伝えますが、全ての想いを上手く伝えられません。それくらい人生をかけて、命をかけてワールドカップを目指しています。

 

 

◆コスタリカ戦後の1勝1敗で後がなくなった日本・・という状況で感じたこと

"試合に負けた"直後は、当然気分は下がります。それは普段のリーグ戦でも同じですが、ワールドカップは勝てば予選通過がほぼほぼ決定するという試合での敗戦。立場も一気に変わる瞬間でした。悔しい。不甲斐ない。申し訳ない。焦り。何してんだ俺たちは。なんで出来なかったんだ。あの試合で負けた、直後はこういう気持ちでぐちゃぐちゃになり抜け殻みたいになる瞬間もあります。

 

なぜなら、最初から最後までゲームを支配し、それにも関わらずチャンスをモノに出来ない日本に対して相手は1回のチャンスを決めて、負けた。プレーをする選手も、その試合を観ていた皆さんも、なんとも言えない程、歯がゆい気持ちだったのではと感じます。

 

でもそれが勝負の世界です。絶対なんてありません。それを証拠に、私たちビーチサッカー日本代表も2021年のワールドカップで奇跡と言われる準優勝という結果を残せました。サッカー日本代表も必ず今まで見たことのない景色に私たちを連れていってくれると信じています。

 

 

◆負けられないトーナメント戦に向けて・・という状況で感じること

次戦からは、トーナメント戦となり絶対に負けられない!という状況が続く今、選手達は熱く燃えてると思います。「勝つ以外、今まで見たことのない景色をみれるチャンスがないなら、やるしかない!いろいろ考えるよりも、身体のケアをして最大限の力を出す準備をしよう。ここまで、ワールドカップの為に準備してトレーニングしてきた。今更自分達の技術面を変える事は出来ない。変えれるのは戦う気持ちだけ!それなら、これまでやって来た事を信じてやってやろう!」という気持ちになります。日々の練習1つ1つをやりきること、積み重ねることで、大事な試合の場面で「不安を自信」に変えてくれます。日々を後悔せず本気でやりきれば、最後に大きな壁を乗り越えられるポジティブな思考に繋がります。

 

 

◆ビジネスも同じメンタリティ

上記のような話しは、皆さんの仕事においても言える事かなと思います。私もビーチサッカーの選手とビジネスマンとしての仕事を両立する機会に恵まれ、会社の方々を見ていて感じる事があります。私はセントラルエンジニアリングのマーケティング部に所属してますが、上司の皆さんが会社が上手く行く為に改善事項を洗い出し、日々ミーティングなどを重ね、結果を出す為に尽くしてる姿を見ています。大きな枠から始まり、細かい箇所にまで真剣に何度も何度も仮説の数字を立てている姿は私でいうところの練習です。そして試合というのは、その仮説からホームページや、このオウンドメディアを作りあげ、得点という事実の数字をたたき出し、課題を見つけまた改善していく。まさに私たちと皆さんの仕事の根本は一緒なのです。

 

立場や条件は違うかもしれませんが、結果を出す為に日々やってることは、どんな世界でも真剣勝負をしていて、確実に自分や会社の為になっています。なかなか普段は気付けない事もあるかと思いますが自分自身がやってる事に誇りを持つ事は大事です。

 

 

 

2021年のFIFAビーチサッカーワールドカップで日本代表は準優勝(世界ニ位)という功績を残しています。FIFAランクも6位とビーチサッカー日本代表は世界の強豪の1つとされているんですよ!

※FIFAビーチサッカーワールドカップ(英: FIFA Beach Soccer World Cup)は、国際サッカー連盟(FIFA)主催で2年に1回開催される、ビーチサッカー世界選手権大会です。

 

2023年にはビーチサッカーもワールドカップが開催されます。2023年3月には、タイで開催されるAFCビーチサッカーアジアカップという厳しいアジア予選があります。是非ビーチサッカー日本代表の応援もしていただけると嬉しいです。

 

最後に、ワールドカップを見て私自身感動したのが、国民から期待され、みんなが喜ぶ準備をしてた試合で負けたにも関わらず、試合終了直後から態度や表情にも出さず、メディアを前にしっかりと冷静になって対応してる選手達は本当に凄いと思いました。内心はぐちゃぐちゃになりそうなんです。ピッチで戦った選手達が一番悔しいんです。それを態度に出さないのは本当に苦しいんです。負けて黙ってると、悔しくないのか?とか言われる事もあります。正直、負けて泣く。物に当たる。人に怒る。そんなことは簡単に出来ます。むしろ、それをしていいなら正直楽です。堪えるのがどれだけ苦しいか…

 

日本を代表して世界と戦ってる選手達は日の丸を背負ってる事を負けても決して忘れていません。侍として最後まで立ってる姿を誇りに思います。


頑張れ!日本!

私たちビーチサッカー日本代表もワールドカップ優勝という高みを目指して頑張ります!!


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